発達障がい児の子育てと過干渉
過干渉には2パターンあると思う
1つ目は愛情ありすぎて心配のあまり先回りして世話焼きタイプ
失敗しないように、困らないように・・・とあれこれ指示したり口出ししたりね。
これやると一人になったときに本人困って
『転んでもどうやって起き上がれば良いのわからない』
そこで失敗とか挫折を初体験して心折れちゃったり、逆ギレパターンになったりする。
2つ目は自分の世間体やプライドを守りたい、自分を認めてもらいたいタイプ
私の両親、特に母はこのタイプ。
子どもが何かやって恥かきたくない。
『私この子のことこんなに考えて育ててるんです〜』
ってのを感じ取ってもらい
『いや〜子育て頑張ってるわよね〜』
『そんなこともやってるの!知らなかった〜凄いわね〜』
『◯◯中学合格したんだって?凄いわね〜』
と尊敬にも近いものを得ることで自分を保つ。
だから何か不都合なことを子どもがやると困るからあれこれ口出す。
どっちも毒親だよ!
この2パターンに共通すること。
『あれこれ口出して、進学先から就職先まで親が決める』
誰の人生か?
親の人生じゃないよ。
まさに私は就職先の条件まで出されて20歳過ぎても親に縛られてた。
そうやって過干渉という親の支配を続けることで子どもの心身に影響が出て更に過干渉しないで欲しい。
もしくは、心身に影響でたら原因は自分(親)にあることを認識して欲しい。
心配するふりをして周りからの同情を買うようなことはやめましょ!
私の実体験と今でも続いていること
私は今思うと本当に小さい頃から心が病んでた。
子どもだからわからないと思う方もいるかもしれない。
てど、それは違って子どもはすごくよく親のことを見てるし、色々と感じている。
小さいから言葉にで表現しにくいだけで本当によく見てる。
私は小さい頃から心が病み過ぎて正直記憶がほとんどない。
でも、わかっていたことはただ1つ、小学校高学年くらいからなんとなく思ってたこと。
『このひとは親じゃない』
ってこと。
これは20歳を過ぎてから明確に自分の中で思ってたことで
『この人(母)は私を産んだから母ではあるけど親ではない』
ってことが明確になったこと。
更に確信になったのは子どもを産んで無条件の愛情があるってわかったこと。
よく『あなたも子どもを産んだらわかるわよ〜』って言葉を親からかけられませんでしたか?
私はその度に『あなたが親じゃないことがわかるはず』そう思ってました。(腹黒い・・・笑)
でもそれは本当に子どもを産んで『あの人は母であっても親ではない』それがよーーーーーーーくわかりましたよ!
そして、子どもの頃からのストレスで奥歯を噛み締める癖がついて顎関節症になり、胃腸の機能がうまく働かなくてストレス性の胃炎にもなったし大腸ポリープもできた。
常に体は緊張状態で全身に力が入っていて気づいたときにはストレッチなどで緩めたりマッサージや整体で体の緊張を緩めてないと頭痛とか吐き気がしたりすることもある。
なので、定期的にメンテナンスをして心身ともに楽な状態にしてます。
心だけじゃなくて体への影響も大人になるまで続くこともありますよ!
カサンドラの頃は過干渉だった私
私の思う『普通』に息子も夫もどうしても寄せた方が本人達が楽だろうと勝手に思ってね。
だから夫には忘れ物はないか、優先順位について、忘れやすいなら道具に頼れと小さいメモ帳とペンを持たせたり、自分で自分宛にメールを送ってお客様に言ったことを送る、ヴォイスレコーダーを持ち歩いて何あのときにはすぐに録音する、息子が小さい頃から父親としてしっかりコミュニケーションをとること(息子が思春期になったときに身近な相談相手がいないと困るから)などなどすごーくいっぱい課題を課してましたね〜(苦笑)
息子にもやってました(汗)
言葉の遅い息子に『名前は?』『いくつ?』とよく聞かれるであることに対して答えられるように、それでも言えない息子に虐待と思われても仕方ないくらい毎日のように怒鳴りちらしてました。
なかなかトイレトレーニングが進まないことにも焦りを感じてました。
とにかく『普通に』を押し付けてた(反省)
まあ、いまでも夜尿は治ってませんが(中3だけど)本人がそれが嫌だと思わない限り私を含め泌尿器科の先生、精神科の主治医がいくら心配してもどうにもならないと思って今は見守るだけ。
『障がい』と付くだけで何か重荷に感じていた
そりゃね、障がい者と生活するなんて思ってもいなかったし実際障がいのある家族を持つことで『どうにかしなきゃ』とひとりで背追い込み過ぎてた。
親頼るなんてことは毛頭なかった、だって母からは全否定されたしそもそも信用してなかったから。
自分で自分の首絞めて溺れそうになって毎日毎日がいっぱいいっぱい。
本当はそんなことではなかったのにね。
だから、気負わないで。
自分を一番大事にして心の余裕を作っていけば修禅と周りに優しくもできるし、発達障がいの特性の気にならなくなる。
かかんしょうからもカサンドラからも抜け出すにはまずは自分から。
最後までお読みいただきありがとうございました。